介護職員初任者が働く職場について

介護保険制度が実施された2000年以降、日本では目まぐるしく多種多様な介護施設が立ち並び、至る所で介護職員が日々活躍をしています。

 

「サ高住」という言葉を聞いたことはありますか?これは、近年国土交通省と厚生労働省が共管制度の中で創設した「サービス付き高齢者向け住宅」です。数少ない特別養護老人ホームへ入居出来ない利用者とその家族の心身的負担を軽減するために国をあげて作られたものです。

 

60歳以上の要支援要介護者が入居可能の施設です。ここでは従来型の施設同様、介護職員を必要としますのでまたひとつ介護職員の職場が増えたということですね。

 

2000年以降、介護保険制度が2年毎に見直され、その度に新しい施設が出来ています。以下が全て介護職員が働く場所です。介護付き有料老人ホームは要介護の方が入所期間を決めず終の住処にも出来る施設です。個室でプライバシーを守れる現代的な施設です。

 

認知症対応型老人共同生活援助施設は、要支援要介護の認知症の方が5人〜9人程度のグループになり共同で生活する施設です。小規模多機能型居宅介護施設は、要介護要支援の方が短期間宿泊する施設です。

 

ここからは、介護保険制度実施以前からあるものばかりです。老人短期入所施設は要介護要支援の方が短期間入所する施設です。それに伴い、ディサービスセンターが多く併設されています。介護老人保健施設は医療系の施設でリハビリをして元の生活、自分の家に戻ることを目標に入所する方が多くいます。

 

特別養護老人施設は常時介護を必要とし治療方のない方が入所する施設で、看護士はいますが常勤の医師はいません。なんとなくそれぞれの職場のイメージがつきましたか?そして忘れてならないのが、訪問介護職員という職業です。就職先は居宅支援をしている上記の施設や個人事業所になります。

 

今、65歳以上の高齢者の約5人に1人が介護を受けて生活をしています。そのうち約4人に1人が施設を利用し、3人は在宅で介護を受けているというデータがありました。立派な建物にも憧れますが、やはり自宅にいる時の高齢者の顔はおだやかで幸せ感がありますね。