小規模デイサービスのメリットについて

デイサービスの中でも、月の利用者人数が300人以下のものを「小規模デイサービス」と呼び、近年、増加傾向にあります。小規模デイサービスが増えている1因として、メリットと捉える事業者が多いことが挙げられます。

 

以下では、小規模デイサービスのメリットについて詳しく解説していきたいと思います。

 

まず初期投資が安くて済むことが挙げられます。これは、通常のデイサービスより規模小さいからだといえるでしょう。

 

小規模デイサービスの場合、1日の利用定員が10人前後になりますから、トイレ・浴室・机・レクリエーション用の物品、送迎車両の台数など開設するための改善費も少額で済ませることができます。

 

また、店舗を改善する場合も、面積が小さくて済むので改修費も低額に抑えられます。自宅である民家を利用する場合は、改善費用がほとんど掛からないケースもあります。

 

開業する際の借入が必要ないので、売上に対する毎月の返済額も少額で済ませることができるのです。

 

さらには、利用者の人数が多いと、それに伴い入浴、トイレ介助などのサービス提供量も増えてしまい、数をこなすことで精一杯になりサービスが画一化してしまう恐れがあります。しかしながら、小規模デイサービスであれば、利用者人数が少ないため、サービス提供量も自ずと少なくて済みますから、各利用者の要望に合わせた形でサービスを提供することができます。

 

利用者の満足度も上がり、担当する介護職員も利用者に丁寧に接することができるため、よりやりがいを持って仕事に励むことができるでしょう。

 

最後に、小規模デイサービスのメリットは、看護師の配置が義務付けられていないために管理者、相談員、介護職員のみの配置で認可を受けることができる点です。対応の仕方や考え方によってもデメリットになる可能性もありますが、人員基準が緩いため人件費の固定費を安く抑えることができるでしょう。